夏の間、朝7時になると日が昇って暑くなるので、5時から草刈りをしていましたが
その時間に登ってくる朝日が美しいのです
毎朝草刈りをしたおかげで、
200坪の土地に覆い茂っていた腰までの雑草もとりあえず刈り終え、
やっと種蒔きができるはずでしたが、
畝を作ろうとスコップをさすと、
ガツッと石に当たり、少しずらしてもまたまたガツっと当たりで
どこにさしてもこの繰り返し、
なんと!そこは石だらけの土地というわけなのでした
なので、畝どころか、まずは石ころを取り除く必要があるのですが
中には直径40センチほどのものもあり、取り出すだけで、3日かかったこともあるほどです
直径40センチほどの石ころ
ここは黒部川がよく氾濫した扇状地で、その名残で石ころだらけなのだとか
その日からひたすら土を掘って石ころを取り除く苦難が始まったのでした
石取り作業中のユーさん
(共同で作業をしてくれている地元の友人)
次から次へと出る石ころの山
そんなことで、畝一つ作るのに1日がかりどころか、数日かかったことも
やっと石ころを取り除き、種を蒔いた畑
周りの石ころは、この僅かな土地から産出したものたちです
ほんとの原野の開拓者の辛苦はいかばかりかと思いを馳せる私たち
中にはあまりにも大きな石だらけで取り除くことができず、
種まきを諦めた場所もありました
そんな苦難も乗り越え、なんとか畝をいくつか作り、種を蒔くことができたのは
10月になってからのことでした
ほんとここまでくるの大変だった〜
土地の神、日の神、水の神、
微生物たち
ユーさん
ありがとう